昨夜読んだ本


『イエスの涙』ピーター・シャビエル(アートヴィレッジ)¥1,900
プロの文筆家が書いた文章を読む楽しみの1つに我々素人が考えも及ばないような例えの表現や抽象的な心情の具象化、理路整然とした文脈、美しい表現などにハっとさせられる事があると思う。
そういう意味ではBossa Novaのコード進行やJAZZのアドリブ、Classicのハーモニーなど音楽にも共通している部分がある。
この本を読み始めて最初違和感を感じたのは訳が稚拙なせいかな?と思ったんだけど、表紙やあとがきを見ても訳者の名前が載っていない。
どうやら著者は日本人でピーター・シャビエルはペンネームらしい。
それは置いておいて、読み進めるとフィクションとしての面白さに文体はあまり気にならなくなる。
テーマがテーマなだけに「神懸かり的な」エピソードが多いんだけど、ストーリーはよく練られていて楽しめる。
こんなストーリーを思いつけたら楽しいだろうなぁ〜と思う。
また、登場人物のほぼ全ては聖職者だけど、こんな風に信仰の世界で生きて行けたらそれはそれで幸せなんだろうなぁ〜とも。

コメント

  1. はじめまして。

     昨年、インテルとマガジンハウスのコラボによる「あなたを作家にするプロジェクト」で、頂点に立った最優秀作品!ピーターシャビエル著「マリアの涙」は、もう読まれましたか?

     http://magazineworld.jp/books/2215/

     「イエスの涙」同様に、「マリアの涙」も、サスペンスタッチで完成度が高いと思いました。お薦めですよ~。

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